Oracle10g用のMiracle Linux V2.1インストールメモ
■調査に使用したマシン
Dell Power Edge 2650
■OS
Miracle Linux Standard Edition V2.1(日本語版)
Miracle Linux Standard Edition V2.1 Oracle9i Release2 対応キットが必要です。
■OSのインストール(ここでは10g用に特に行う設定は無いので普通にインストール)
(1)Miracle Linux v2.1のCDからブート
・・・・Windowシステム起動しGUI画面へ
(2)Language Selection
もちろんJapaneseを選択します。
「Next」
(3)キーボードの設定
自動認識されているはずなのでそのまま
「次」
(4)マウスの設定
自動認識されているはずなのでそのまま
「次」
(5)ようこそ
「次」
(6)インストールの種類
「標準的オラクルRDBMS用サーバー」を選択
「次」
(7)ディスクパーティションの設定
「Disk Druidを使用して手動でパーティションを設定」を選択
「次」
(8)Disk Druid
環境に合わせてパーテション作成
テストしたマシンでは下記のパーテションを作成した
/boot 54M
1764M
/ 残りすべて
「次」
(9)フォーマットするパーティションの選択
すべて選択
「次」
(10)LILOの設定
デフォルトのまま(ブートディスクの作成は今回は省略)
「次」
(11)ネットワークの設定
環境に合わせて設定
テストしたマシンでは下記の設定を行った
eth0に固定IPを設定
eth1は無効に(「起動時にアクティブにする」のチェックをOff)
「次」
(12)ファイアウォールの設定
「ファイアウォールなし」を選択
「次」
(13)サポート言語の選択
Japaneseになっているのでそのまま
「次」
(14)タイムゾーンの選択
「場所」タブから「アジア/東京」を選択
「次」
(15)アカウントの設定
rootのパスワード入力
作業用アカウント「hogehoge」を作成
「次」
・・・パッケージを読み込み中・・・
(16)パッケージグループの選択
すべて選択
「次」
(17)Xの設定
自動認識されているのでそのまま
「次」
(18)モニタの設定
自動認識されているのでそのまま
「次」
(19)X設定のカスタマイズ
そのまま(一応「設定のテスト」は実行してみる)
ログインの種類も「グラフィカル」のまま
「次」
(20)インストール準備完了
「次」
(21)パッケージのインストール
・・・XXファイルシステムのフォーマット中・・・
・・・インストールの準備中・・・
・・・待つ・・・
(22)おめでとうございます
「インストールが完了しました」
CDを抜いて
「終了」
・・・リブート・・・
■Oracle9i Release2対応キットの適用
(1)rootでログイン
(2)Oracle9i Release2対応キットCDをセット
(3)ktermからCDの中に移動(cd /mnt/cdrom)
(4)Would you like to list them up?
--> [y]
(5)Install all packages
--> [y]
・・・待つ・・・
(6)Would you like to update /etc/lilo.conf for
MLSE21R2 kernel at this time?
--> [y]
(7)Please enter label name [MLSE21R2]
--> そのままEnter押して確認で[y]
(8)Would you like to use R2 kernel asdefault kernel?
--> [y]
(9)OK?
--> [y]
(10)Please reboot tour system.
・・・再起動・・・
■カーネルのアップデート
条件:kernel-2.4.9-e.25.32ml 以上
(1)現在のカーネル確認
# uname -r
# 2.4.9-e.9.30elsmp
(2)緊急時用ブートディスクの作成
# mkbootdisk 2.4.9-e.9.30mlsmp
(3)最新カーネルの入手
Miracle Linuxのサイトのアップデート情報から最新をDL
新旧が同居可能なカーネルパッケージ追加します。
rpm -ivh kernel-2.4.9-e.25.78ml.i686.rpm
rpm -ivh kernel-smp-2.4.9-e.25.78ml.i686.rpm
rpm -ivh kernel-source-2.4.9-e.25.78ml.i686.rpm
新旧が同居不可能なカーネルパッケージ更新します。
rpm -Fvh kernel-doc-2.4.9-e.25.78ml.i686.rpm
rpm -Fvh kernel-headers-2.4.9-e.25.78ml.i686.rpm
(4)liloの更新
新しいカーネルを起動できるように /etc/lilo.conf修正
修正後、lilo -vコマンドを実行
・・・再起動・・・
(5)その他の更新
openmotif-2.1.30-11 以上(R2化CDの中から)
mlsetver-1.0-1ml 以上(アップデート情報から)
更新は mlupdater から行うと楽
(6)カーネルパラメータの設定
# vi /etc/sysctl.conf
kernel.shmmax = 2147483648 に変更
# sysctl -p 設定の有効化
(7)シェルの設定
# vi /etc/security/limits.conf
以下の2行を追加
* hard nproc 16384
* hard nofile 65536
(8)oranaviの更新
10g対応のoranaviに更新
mlupdaterを使うと楽
■Oracle10gのインストールへ
(1)Oracle10gのCD_ROMをドライブにマウント
# mount /mnt/cdrom
(2)OSのバージョンを別のOSを名乗るように・・・・
# mlsetver -v as21
これでOracleインストーラからは
「Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS (Pensacola)」
として認識されます。。。。
(3)GNOMEメニュー>システムからoranavi起動
■参考URL
http://www.miraclelinux.co.jp/faq/data/00065.html